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津田学説の誤謬

 先ず「帝紀」「旧辞」と云う書名の問題であるが、『古事記』序の「本辞」「旧辞」「先代旧辞」「勅語旧辞」等の言葉を一括(くく)りとするのは、いかにも雑駁なやり方と思わずにはいられない。なぜなら、確かに「同類」と云えば云えないこともないのであ...
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帝紀と旧辞 (津田学説について)

 『古事記』序の『古事記』撰録の段に、「帝(てい)紀(き)を撰録し旧辞(くじ)を討覈(とうかく)して云々」とあり、『古事記』の撰録資料として「帝紀」と「旧辞」があったことが知られてきた。 『古事記』序には、「帝紀・旧辞」と対...
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「記紀紀年」の仕組み

  「先代旧事本紀」 序 寛永21年刊行 「先代旧事本紀」 序 寛永21年刊行  先に、「記紀紀年」は「見せかけの編年」であると述べたが、ここではその仕組みの概要を示しておこう。 『先代旧事本紀』は「本紀」と名付けられた...
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「家記」献上の意義

    八咫烏に導かれる神武天皇   『齋部氏家牒』には、『先代旧事本紀』編纂に際して「家記・祝詞」等を献上したと...
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「紀伝体」的記述手法とその見極め

「紀伝体」的記述手法  最初に紀伝体で書かれた史書 「史記」    中国史書に於ける「紀伝体」の意味は、独立した歴史記述である「本紀」や「列伝」を配列した史書形式を云う。従って「紀伝体」史書の歴時は、各「...
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「撰ぶ」と云うこと

  本居 宣長(もとおり のりなが) 江戸時代の国学者 荷田春満、賀茂真淵、平田篤胤とともに「国学の四大人」」の一人とされる  『先代旧事本紀』の編纂方法が、諸氏族の「家記」を集めて編集した類聚方式であったことは、「齋部氏家牒...
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古代の史書の編纂法

       「古語拾遺」 大同2年(807年)  齋部広成により編纂 全1巻  現代に出版される歴史書は、執筆者として一人ないしは複数人の研究者の方がおられてその執筆者の研究成果が書き下ろされ出版される場合が多いようである...
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「日本書紀」と「日本紀」と「日本書」

『日本書紀』と『日本紀』と『日本書』 史書の形式に「紀伝体」形式と「編年体」形式とがあることは既に紹介した。中国では「紀伝体」の史書を「書」と表現し、「編年体」の史書は「紀」と表現する。例えば中国の正史である『漢書』や『後漢...
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改定版史書「日本書紀」

改定版史書『日本書紀』  『先代旧事本紀』のおよそ百年後に撰上された勅撰史書が『日本書紀』である。『日本書紀』では『先代旧事本紀』が大幅に改定・増補された。 『先代旧事本紀』撰上以後の百年間は、それまで行われてきた氏族...
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日本最古の史書は「先代旧事本紀」

先代旧事本紀が編纂された時代背景・目的を顧みると見えてくる事実がある。それはなにか。
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